日本のサイダー | 日本のシードルの種

Apples | りんご | 林檎

以下は雑誌inCiderJapanの第2号に掲載された記事の一部です。


日本では2千種以上のりんごが栽培されている。ここでは現在のサイダー生産において最も一般的で有名な品種について紹介したい。

ふじ」は日本で最も多く栽培されている品種である。青森県をメインの生産地とし、食べるりんごとしては人気の品種だが、サイダー造りには残念ながらあまり向いていないのが現状だ。糖度が非常に高いため(~15 Brix)、発酵された時のアルコール濃度が約8%になる一方で、酸味が(~4pH)低いことに加え、タンニン(渋味)が弱く、多少味気のない飲料となってしまう。更に地元ではシャンパン用の酵母菌を使用するため、口当たりがドライで、甘みの余韻とスパークリング感に欠け、りんごの特徴が残らない。

ふじの兄弟種として知られる「王林」は、ふじと非常によく似た特徴を持っている。それでも日本のサイダー製造者の中には100%ふじ種を使って大変風味のあるサイダー造りに成功している者もいる。エーデルワインが製造する濁ったサイダー「ヒメコザクラ」がそれだ。岩手産の「サンふじ*」を使用していて、ボトルに詰めてからゆっくりと発酵(メトード・リューラル “Methode Rurale” )させている。

*「サンふじ」のサンは、袋をかけずに収穫されたと言う意味


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