ザ・ソース・ダイナー

The Source Diner


以下は雑誌inCiderJapanの第9号に掲載された記事です。


長野県松本市。壮観な山の景色が望める温泉や、北アルプスでハイキング、そば、わさび、歴史を探求できる博物館や風情ある街並み、そしてなんといっても、一番人気の観光スポット、松本城が見どころである。このように、松本市は、歴史、自然、アートを感じることができる町として知られているが、実は、美味しい料理と一緒にサイダーを堪能できるスポット「The Source Diner(ザ・ソース・ダイナー)」のホームタウンでもある。

2015年の6月にオープンしたThe Source Dinerは、観光地として有名な縄手通り商店街から徒歩5分の場所に位置する。外から見ただけではこの店の雰囲気は想像できないかもしれないが、一歩踏み入れると、心地よい空間に包まれる。

まず店に入ると、存在感のある木のカウンターとその奥のキッチンスペースが目を引く。テーブルがいくつかあり、装飾品のスケートボードやステッカー、カラフルなビールの缶や本、ゆったりと流れる音楽が落ち着いた空間を作り出している。キッチンを横目に店の奥へと進むと、そこにもスケートボードがあるだけでなく、ターンテーブルを備えたDJブースとミラーボールまでもが設置されている。

メニューには、気軽に注文できるつまみ(500円)や前菜(500円)、サラダ(1,000円)、温菜(700~1,200円)、肉料理(1,400~3,500円)、デザート(500円)が並ぶ。オーナーの安達真(まこと)氏は、1人で来店した私が腹を空かせている様子に気づき、メニューを差し出し、基本的には量が多いので頼みすぎると1人では食べきれないかもしれないと教えてくださった。確かにメニューにもシェアすることがおすすめだと書いてある。じっくり考え、まずは、牡蠣のマリネ、カレー味のかぼちゃ、キヌアサラダが美味しそうな前菜の盛り合わせを頼むことにした。メインは日替わりのハンバーガー。その日は、焼きりんご、ベーコン、チーズを使ったハンバーガーだった。

注文前に安達氏に忠告された通り、運ばれてきた料理は量が多く、さらに、プレゼンテーションが美しかったうえ、味もいうまでもなく美味しかった。なんと安達氏は、3年間、ニューヨークで料理人として修行を積んだ過去があるのだという。そして2007年に東京に戻ってからも、D&Department(ディアンドデパートメント)でさらにスキルを磨き、最終的にはヘッドシェフの座へ上り詰めたのだとか。その後、地元松本の4つ星ホテル、Buena Vista Hotel(ブエナ・ビスタ・ホテル)にて同じように突き進んだ。

数々の経験を経た安達氏、自信をつけ、自分の好きな料理を独自の雰囲気の店で提供できるよう、The Source Dinerをオープンした。今ではシェフをもう1人、佐藤誠悟氏を雇い、ともに常連客や高まる人気に応えるよう、美味しい料理を振舞っている。

そして、このレストランは料理だけが自慢ではない。飲み物のセレクション、特にクラフトビールとサイダーにも力を入れている。サイダーに関していうと、Reverend Nat’s Hard Cider(レヴェレンド・ナッツ・ハードサイダー)や隣町のSon of the Smith Hard Cider(サノバスミス・ハードサイダー)を主に取り扱っている(両者ともこの店で過去にイベントを開催している)。もちろん、そのほかのアルコール飲料やソフトドリンクもある。

まったりとしたくなる雰囲気の店なので、食事の後もそのまま、飛び交う会話に包まれながらひとりでゆっくりするも良し、友人と訪れて会話に花を咲かせるも良し。まさに、The Source Dinerは、アメリカンカルチャーと日本のヒップホップの格好良さを融合した場所だ。そんなバイブスを感じに一度は訪れてみていただきたい。

皆さまも是非、次に松本市を訪れるチャンスがあれば、The Source Dinerを旅の計画に入れてみてはどうだろう。松本城から徒歩でアクセス可能なので、観光途中のランチまたはディナーロケーションにぴったりだ。また、英語対応もできるので、どなたも気軽に足を運んでいただきたい。食品アレルギーなどをお持ちの方は、事前に連絡、あるいは当日にでも対応してくれる。

THE SOURCE DINER 営業時間
平日、土日祝日 ランチ:11:30~14:30 ディナー:18:00~22:00
定休日 水曜日

THE SOURCE DINER
〒390-0847 長野県松本市大手 4-8-17
TEL: 0263-75-7896
https://www.facebook.com/thesourcediner/


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